「成功のプロとは、自ら夢を抱き、それを目標に変え、方法を考えて、自分でやれる人間。そして失敗しても人のせいにせず、自分で責任をとれる人間のこと。(p-16)」
原田隆史:成功の教科書;小学館【番号045】
なるほど。とても分かりやすい定義です。
やはり、鈴木氏【番号036②】で述べている「状況が変わっても「遊び化」のパターンは変わりません。価値にもとづいたプロジェクトを決め、ルールを設定し、自分にフィードバックを与えればいいのです。」と似ています。「夢」や「遊び」といった、ポジティブな発想が非常に重要なことが分かります。ダニエル・ピンク氏【番号042】や角氏【番号005】のいう「遊び心」といった単語も非常に重要です。親友T氏【思考001】でも「好きなこと」に重点が置かれています。ここで「成功の定義」について、原田氏の概念を確認します。
「成功とは、自分にとって価値のあるものを未来に向かって目標として設定し、決められた期限までに達成すること(p-14)」
自分にとって価値のあることとは、夢でも仕事でもなんでも構わないというのがポイントだと感じました。価値のあることを「志」とした場合、田久保氏【番号008】は「自らに問いかけ苦しみながら」生み出すと述べています。一方で、高田氏【番号016】、本田氏【番号024】は「好きなこと」に重点を置き、波頭氏【番号015】や司馬氏【番号014】は「他者への貢献」を基盤としています。私自身、しばらく知識や考え方や経験を蓄積して検討したところ、苦しんで目標を見つけ出すというのは苦手のようです。それよりも、「成功の体験をたくさんする」という成功を技術としてとらえることの方が重要なのではないかと考えました。それには、自分の「好きなこと(仕事とは関係のないこと)」で、自分の目標を設定し、それに向かって期限までに達成することを繰り返すことが、自信にもつながるのではないかと考えました。
「成功する」と決めるときには、夢を実現した時の自分、目標を達成した自分はどんな姿をしているのか、鮮明にイメージし、さらにそのイメージを可能な限り高めに高める。それが「大きな夢を描く」ということなのです(p-39)」
よし、自分の時間【番号044】を大切にして夢のイメージの時間作りに時間をあてます!
参考)原田隆史:成功の教科書;小学館【番号045】