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40代サラリーマンの読書の足跡。ホッとしましょう♪

「遊び化」のルール【番号036②】

「状況が変わっても「遊び化」のパターンは変わりません。価値にもとづいたプロジェクトを決め、ルールを設定し、自分にフィードバックを与えればいいのです。(p-277)」

 

鈴木祐:最高の体調;クロスメディア・パブリッシング【番号036②】

 

「ルール化」に関しては、時間を決め(一つの作業を20分など)、休憩(5分間)をはさんだり、作業を細かく分けたりすることが述べられています。ロバート・マウラー氏【番号030】のいうように小さな変化として無意識に目標に達するように分けることも大切だと思われます。ただ、作業を分類したうえで効率的に作業をこなしていったとしても鈴木氏【番号028】が述べているように、「いつもせかされている」といったような感覚にとらわれてしまうこともあるということにも注意が必要です。そのため、やはり「遊び化」というキーワードが重要で、人生を満足させるための一つの要素に過ぎないのだと思います。

次にプロジェクトに関してですが、人生の目標を漠然としているかもしれませんが設定してみて(お金持ちなど)、それを実行するには何をしたらよいのか(下位項目)を、たくさん書き込んで、それらをひたすら細かく分解していき、それ以上分解できなくなった項目が「幸福度のアップにつながるプロジェクト(p-258)」と示しています。

フィードバックに関しては、カレンダーに記録したり、自分のプロジェクトに対して自分への質問を繰り返したりすることが重要としています。

 

「遊び心がある人ほど、幸福な人生を送っている傾向がある(p-246)」

 

私自身、遊び心を持つためには、楽しい心があればよいのだろうとしか考えていませんでしたが、就職して働くようになってから、自分の時間の作り方というのがとても難しく感じられるようになりました。子供が出来てからはなおさらです。知らず知らずのうちに、自分の楽しみや、生き抜き、趣味などが遠ざかっていました。鈴木氏の言うような提案を実践することが、本当に「遊び化」に有効なのか、疑問に思い友人と色々と議論したところ、友人は頭の中で「自分の楽しみの時間をいかに有効に作り出すか」ということをひたすら考えて実践していることが分かりました。鈴木氏の提案する方法も、人生をテーマにした目標を小さく分解して、いかに効率的に遊びの意識に変えていくかが書かれています。

 

簡単に答えが見つかるわけではないのは分かっていますので、私も早速、実践していってみます。

 

参考)鈴木祐:最高の体調;クロスメディア・パブリッシング【番号036②】